「FXトレードを始めてみようかな?」そう思っていろいろ調べてみると、よく目にするのが「FX口座開設は〇〇証券で!」などという宣伝文句。でもこのFX口座っていったい何なのでしょうか。口座を開設しなければ、FXトレードはできないものなのでしょうか。
結論から言うと、FXトレードを行なうためにはFXを金融商品として扱っているFX会社に口座を開設しる必要があります。
FXは、金融庁に金融先物取引業者として登録している金融業者のみが取り扱うことができる金融商品です。現在、FXは証券会社やFX業者などのさまざまな金融業者が扱っていますが、どの会社を利用する場合でも残高管理や資金移動のために必ず口座を開設する必要があるのです。
でもFX口座を開設と言われても、何をどうすればいいのでしょうか。口座開設は、FXを取り扱う金融業者のウェブサイトからできるようになっています。基本的に口座開設の手数料や口座維持費は無料になっていて、口座を開設したからといってすぐにトレードを始めなければいけなかったり、お金がかかったりすることはありません。
しかし、取引を始めるために必要な証拠金の金額や手数料、またスワップポイント、トレードツールなど、FXトレードの条件は各FX会社によってかなり差があるので、無料だからといって適当に選んだ会社で口座開設をすることはお勧めできません。
FXを扱う金融業者の中には、ウェブ上で実際のトレードを疑似体験できるデモトレードを用意しているところがあります。
まずはこうしたデモトレードができて信用できるFX会社で口座開設の手続きを行ない、トレードの練習を積むのも良いかもしれません。