FX取引を行なうとき、まず初めにFX会社に口座開設をする必要があることは、皆さんご存知だと思います。でも口座を開設したあと、実際に取引を始めるときには、いったいどのような方法で取引を行なうのかまではよくわからないという方が多いのではないでしょうか。
FXで取引を行なう際の具体的な注文方法とは、どのようなものなのでしょうか。
FXには「成行(なりゆき)」・「指値(さしね)」・「逆指値(ぎゃくさしね)」という基本的な注文方法が3種類あります。
まずはこの基本的な3つの注文方法がどのようなものなのかを確認していきましょう。
まず「成行」は変動する為替レートの中で「今この値段で買いたい!売りたい!」と思った金額で売買する注文方法です。「指値」は「1ドルが90円になったら売りたい・買いたい」というように、売買の値段を事前に設定して取引する注文方法。
そして「逆指値」は「指値」とは反対の注文方法で、「1ドル90円まで下がったら売る」というように、主に損切りや利益保全する際に使われるものです。
この3つの注文方法が基礎となっていますので、まずはしっかりと覚えるようにしましょう。
FX取引の注文方法には、この基本の3つを組み合わせた「IFD」「OCO」「IFO」といった便利な注文方法が他にもあります。実際の取引の際には、取引ツールにこうした注文方法と取引通貨ペア数などを入力して取引を行なうことになります。取引ツールの使い方に関しては、FX会社によってかなりの違いがありますので、事前にデモトレードなどで使い方を確認しておくとよいでしょう。